●オンラインセミナーを開催するメリット&満足度アップの秘訣
カラーコンサルタント・スクールプロデューサーの三浦まゆみです。
2020年に新型コロナウィルスが流行したとき、弊社は完全リアルのセミナーしか開催していなかったので、スクール事業が完全ストップしてしまいました。
でも、お客様からはもっと学びたい!という連絡があり、「外出自粛中でもセミナーをお届けしたい!」と、一念発起して、オンライン(zoom)でのセミナーや勉強会を開催しました。
当時はまだ世の中的にもオンライン化が手探りだったので、スタッフ一同、オンライン開催までけっこう試行錯誤しました(汗)
でも人間、やる気になればなんとかなるもので、現在はリアルよりもオンラインでのセミナーの方が多く開催している状態です。
あちこちから「オンラインセミナーのやり方も知りたい!」というお声があったので、今回は、弊社のオンライン化での学びも含めて【オンラインセミナーを開催するメリット&満足度アップの秘訣】をご紹介します。
既にオンラインセミナーを開催している方も、ぜひさらなるブラッシュアップのためにお役立てください!
オンラインセミナー開催のメリット
まず、オンラインセミナー開催のメリットとその理由をまとめてみました。
効率よく時間を使えて楽!
「会場までの移動がないと楽です!」と、忙しい方に好評でした。中には、リモートワークの休憩時間に参加してくださる方も。
また、講師側も移動をせずに自宅やオフィスからセミナーを開催できるので、時間効率がよいですね!
遠方の方が参加できる!
オンラインセミナーを開催して、遠方からのご参加が確実に増えました。
北海道から沖縄まで日本全国、そして、アメリカ、ハワイ、ニュージーランド、香港など世界まで受講者層が広がり、オンラインの可能性をすごく感じましたね!
また、一度リアルでセミナー参加した方が、リピートでオンライン参加できるので、受講生と長いお付き合いができるようになったのもかなり大きなメリットでした。
ママさんも参加できる!
赤ちゃんをちょっとご主人に預けて参加ができるので、久しぶりにセミナーが受講できて「学び意欲が満たされて嬉しい!!」というお声もたくさんいただきました。
時々、お子さんが画面に飛び入り参加することもあり、受講生が一気に和む瞬間も楽しいです!
資料がデータで送れる&即復習できる
資料がデータで送れるのでペーパーレスなのもよいところ。講師側も事前に資料を印刷しなくてもよいので経費削減できます。
また、自宅で受講するので「セミナー終了後に、即復習やまとめができた!」というお声もいただきました。
確かに、セミナー会場への行き帰りの時間なく、その場で忘れないうちに内容をまとめられると記憶にも残りますよね!
このように、オンラインセミナー開催にはさまざまなメリットがあります。
コロナで大変ではありましたが、こんな機会がなければ気が付かなかったこともたくさんありました。
とはいえ、オンラインが苦手な方もいるので、やはり対面レッスンのニーズはなくならないと思います。
オンラインでできること、リアルでできること、そのすみ分けも考えながらセミナーを設定できるのがベストですね。
●また、ネットなので回線が不安定になる場合もあります。
ホスト(主催者)側のネットがつながりずらいと音声が聞こえづらかったり画像が乱れたりしたので、私はこの機会にwifiではなく有線に切り替えました。
もしものために、zoomの録画機能で録画して、うまく参加できなかった人にご提供できると安心ですね!(zoomの有料プランだと録画できます)
オンラインセミナーで満足度が上がる5つの秘訣
リアルからオンラインセミナーに切り替えるにあたり、実際に何十回もセミナーを開催しながらトライ&エラーでやり方を見直しました。
その結果、弊社のセミナー受講生から「オンラインだから眠くなるかと思ったら、ずっと楽しかった!あっという間に時間が過ぎました!」「今まで参加したzoomセミナーの中で一番盛り上がって楽しかった!」という嬉しいご感想をたくさんの方からいただいています。
ここではその経験をもとに、オンラインセミナーを開催にあたり、ぜひ知っておいていただきたい「受講生の満足度が上がる5つの秘訣」をお伝えします。
❶画面上だと臨場感が出にくいので、話すテンポを速めにしましょう!
リアルのセミナーよりも1.5倍速くらいで話すと、聞く側が飽きずに参加できます。
講師初心者の方は、意外に自分の話すテンポを自覚できていないケースもあるので、一度zoomで録画してみてご自身の話す速度を確認することをお勧めします。
❷画面上に動きが出るようにジェスチャーを大きめにしましょう!
どうしても同じ画角を見続けると受講生が飽きたり疲れたりしがちなので、講師は意識してジェスチャーをして画面に動きが出るようにするとGOODです。
両手を広げて「皆さん!」と呼びかける、「一番多いのは」とか「3つのポイントです」という時に指で数字を見せる、など工夫していきましょう。
また、参加者にも「リアクション大きめで!」「質問したら手を挙げてください」「面白かったら拍手をお願いします!」「指でOKマークで教えてください!」などとお願いするよいですね。
❸講師が一方的に話すのではなく、参加者にもしゃべってもらうと和気あいあいとしたレッスンになりやすいです。
内容的にディスカッションを多くして受講生の声を講師が拾いたい場合は少人数での開催がお勧めです。6名定員くらいだと、全員とまんべんなくコミュニケーションが取れますね。
私もオンライン化した当初は少人数で何十回と開催して慣れてから、10名以上などの大人数でのセミナーにトライしました。
10名を超える場合は、ブレイクアウトルームを使ってグループをつくり、発言できる機会、他の人と意見交換できる時間を意識的につくると満足度が上がります。
❹スライドの枚数はいつもよりも多めに用意しましょう。
音声だけだと話が流れてしまいやすいので、スライドにポイントの文章を多めに書いて、目と耳で確認できるようにするとわかりやすく飽きません!
下はカラーセミナーを開催したときの資料の一部です。かなり文字が大きいですが、どんどんスライドが切り替わることによって動きができるので、テンポよくセミナーを進めることができます。
❺画面をずっと見ていると疲れるし、自分の顔も画面に映るので緊張することもありますので、休憩はこまめに取ってあげましょう。
もしくは、休憩代わりに実習(何か考えてもらう時間など)を取るのもよいです。ジーッと聞いている時間が続かないように注意しましょう。
実習というと「何をしたらよいだろう?」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、ほんのちょっとしたことでも大丈夫です。
「今、説明した内容をご自身が活かすとしたら、どんなところで活かせそうですか?1分間考えてみましょう!」と、たった1分時間を取るだけでも緊張がほぐれますので、やってみてくださいね!
いかがでしょうか?ただリアルセミナーの内容をオンラインでやればよい、ということではなく、オンラインにはオンラインのやり方の秘訣があります。
ぜひ参考にしていただいて、さらに満足度の高いセミナーを開催していただきたいです!
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講師歴25年、セミナー企画250以上のスクールプロデューサーの経験から、あなたのノウハウを、ライバルと差別化して選ばれるオリジナルセミナーとして完成させます。ご興味ある方は【セミナー構築コンサルティング】をご覧ください。