●起業の本から学ぶ!ビジネスで成功する秘訣
株式会社ブライトプラス代表の三浦まゆみです。
私は元々、国文科出身なので本が大好きで、本屋さんが癒しスポットだったりします。
悩むと本屋さんに行き、タイトルを眺めたり気になった本を手に取って拾い読みしたりして、あちこち思考をめぐらせているうちに悩みの答えがふわふわと湧いてきて気持ちが落ち着く…なんてことがけっこうあります。
ジャンルはさまざまでビジネス、心理系、美術系、占いまで(笑)ピンと来た本は購入して、ビジネス本の場合はその著者のセミナーに参加してみたり…そこから新しい仕事につながる人脈ができたことも。
ですので、素敵な本との出会いは大げさではなく「人生を変えるなぁ」と思っています。
今回は、そんな素敵な1冊と出会ったので、ご紹介したいと思います。
ビジネス教育家である坂本憲彦さんの『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する』です。
坂本さんとはリアルの異業種交流会でお会いした後から著書を読ませていただいたのですが、よい気づきがあったのでシェアさせていただきます。
ハードルの低い「自分軸」ではじめるビジネス
このお話が一番響きました。
ビジネスの軸は大きく「市場軸」と「自分軸」の2つに分かれるそうです。
あなたが提供できるもの、あなたが発信したいもの、やりたいことという「自分軸」と、世の中にいるお客様のニーズや時流といった「市場軸」。この2つが交わったところが、その人のビジネスになるそうです。
ただ、「市場軸」を主にして始めた場合、単にブームだから!と始めた当初はよいものの、本当にやりたいことでないと情熱が続かない。つまり、行動が加速しない、継続しないわけです。
でも、「自分軸」で始めたビジネスは、本当にやりたいことなので行動できるし、継続できる。「商いは飽きない」と言われるように、飽きないものを自分の商いにすることで、多少の壁があったとしてもあきらめずに乗り越えていけるということなんですね。
確かに、私もカラーコーディネートの仕事を始めてもう25年になりますが、ここまで続けてこれたのは「好きなこと」であり「やりたいこと」でもあったからに違いありません。
紆余曲折しながらもやめなかったのは、まさにこの「自分軸」から始まったからだなぁ、としみじみ思いました。
スモールビジネスの勝ちパターン
このブログを読んでくださっている方の中には、これから起業する方、起業して間もない方もいらっしゃると思うので、坂本さんの著書からお役に立ちそうなことを少しだけシェアさせていただきます(詳しくは坂本さんの本をお読みくださいね!)。
「はじめは数が少なかったとしても、あなたの提供する商品やサービスのことを本当に理解してくれるお客様と一対一で接し、丁寧にお客様の声にも耳を傾け、さらなるサービス改善に取り組む。
そんなふうに繰り返しながら、あなたの中にビジネス経験が蓄積されてゆき、着実に成長を実感しながらビジネスを育んでゆく。そのような形の方が健全だと思いませんか?」
「これは、あなたが逆に小規模ビジネスのお客様になった時のことを考えてみるとイメージしやすいと思います。
一方の店は、扱っている商品やサービスに全く思い入れや愛情を感じていないのがはっきりわかる店。店主は全く楽しそうではなく、新しい知識を学ぼうともしない。
そしてお客様であるあなたの気持ちに対してほとんど理解を示すこともない。
その一方で、あなたから見て本当に商品やサービスを愛しているのがはっきりとわかり、店主も楽しそうにサービス向上に努めているお店。
あなたの話にも丁寧に耳を傾け、あなたの要望にもきちんと対応しようとしてくれる店があったら。
多少値段が高かろうが、規模が小さかろうが、後者のお店から買いたいと思うのが普通ではないでしょうか?
その商品が、あなたにとってどうでもいいものであれば価格だけで選ぶかもしれませんが、あなたにとって大切な思い入れのあるものであればあるほど、きちんと愛情を持っている店から買いたいと思うのが自然ではないでしょうか?」
まさに、この通りだと思いませんか?スモールビジネスでは特に「自分軸」、自分のやりたいことを大事にすることが一番の勝ちパターン。
収益だけではなく、起業家、経営者が幸せにビジネスをするための原点ではないかと思います。
自分の「好き」を発見する大切さ
ということで、今回は坂本憲彦さんの著書『6つの不安がなくなればあなたの起業は絶対成功する』をご紹介させていただきました。
私はこの本を読ませていただく中で、1つ気付いたことがあったんです。
今までカラーの仕事を25年続ける中で、ブログを書いたり、メルマガを書いたり、コラムを書いたりすることを自然に続けてきました(以前勤めていたカラーの会社では広報担当でした)。
私にとって「書く」ことは日常のことで、どうやら他の人よりも早く書くこともできるし、苦労なく続けているようなので「得意なこと」「できること」、要は自分の強みなんだろうな、という自覚はあったのですが。
あらためて考えると、「書くことが好き」だったからずっと続けているんだ!と気づきました。
そうか、「好きだから書き続けられていて、その結果、得意なことになったのか」と。
「好きこそものの上手なれ」と言ったりしますが、まさにこれですね!
やっぱり自分の「好き」「やりたくてしかたないこと」「まわりに止められてもやりたいこと」という「自分軸」を見つけることはとても大事だと再認識しました。
ぜひ、皆さまも「自分軸」発見の機会をつくってみてくださいね!
●今回、ご紹介させていただいた本はこちらです。ご興味のある方はぜひご一読ください。坂本さん、ご紹介させていただいてありがとうございました!
【著者】ビジネス教育家 坂本憲彦さん 【発行】実務教育出版
〇坂本さんが主催されている「立志財団」のホームページはこちら